SLAP損傷
2022/07/21
SLAP損傷とは
肩関節は上腕骨の骨頭(球状の部分)と、肩甲骨の関節窩(かんせつか=骨頭の受け皿となる部分)で構成されますが、関節窩の面積は骨頭の4分の1から3分の1程度しかありません。このことは肩関節が大きな可動域を持つという利点とともに、不安定性も大きくなってしまう不利な点にもなります。
関節窩の辺縁に付着する関節唇(かんせつしん)という軟骨が、接触面積を広げたり陥凹を深くしたりすることで肩関節の安定性を大きくする役割を果たしています。関節唇は前上方、後上方、前下方、後下方に分けられ、上腕二頭筋腱と関節上腕靭帯がつながっている関節唇上部をSLAP(スラップ=Superior Labrum from Anterior to Posteriorの頭文字)と呼びます。この部位に引っ張られる力やひねられる力などが作用することで、関節唇が傷ついたり、裂けてしまったりすることをSLAP損傷といいます。野球での投球、バレーボールでのスパイク、テニスでのサーブやスマッシュといった、手を頭上へ上げるオーバーヘッド動作を繰り返すことで発症することが多いです。
症状
手のひらを下にして腕を伸ばした状態で、上から肩をおさえると痛みが生じます。先述の通り、スポーツなどでのオーバーヘッド動作時に同様の痛みを感じます。
肩の痛みでお悩みの方はBorn body鍼灸整骨院にお任せ下さい。
整骨院や整形外科に通院中でも症状が良くならない方でもお気軽にご相談下さい。
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Born body鍼灸整骨院
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