肉離れ

スポーツなどで筋肉げ急激に伸びたり縮んだりした場合に、筋膜や筋繊維が傷つくことがあります。

この筋断裂を（肉離れ）と呼びます。

肉離れを起こしやすい部分は、大腿部、ふくらはぎ、肋間筋などです。

肉離れの症状は、大きく3段階に分けられます。

●I度＝軽度

筋肉はほとんど傷ついておらず、痛みは軽く歩行は可能です。

●II度＝中程度

筋繊維の一部の断裂と筋膜の損傷が起こっている状態で、損傷部にしこりや皮下出血があり、歩行にかなりの障害がでます。

●Ⅲ度＝重度

筋肉自体に部分断裂が起こり陥没が見られ、圧痛が強く、歩行が困難になります。

肉離れの応急処置の基本は「RICE」です。

1.安静（Rest）

2冷却（Icing）

3圧迫（Compression）

4高挙（Elevation）

断裂部の安静が重要で、テーピングや圧迫包帯が効果的です。2、3日はよく冷やし、しばらく患部を安静にしたら、温熱療法やマッサージを併用しながらリハビリしていきます。

完全に筋肉げ回復するには3週間から1ヶ月位かかります。

痛みや異常を感じなければ、多くの人は治療を途中でやめてしまいますが、自然に治すと硬くて弱い筋肉になってしまうことがあります。

肉離れが再発しやすい理由は、まだ完治していなかったり、硬くて弱い筋肉のままで、運動を再開してしまうためです。

対策1.運動の前後にストレッチ

普段からストレッチを十分に行い、筋肉の柔軟性を保ちましょう。

対策2.完治後はリハビリで筋力の回復

周囲の筋肉との、筋力のバランスが悪い場合も肉離れは起きやすくなります。リハビリで筋力バランスを整えましょう。

対策3.筋力トレーニング

肉離れを何度も起こす人は、筋力強化をして筋肉の予備能力を高めましょう。

 

Born body鍼灸整骨院

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