ケガをした時やってはいけない事
2022/05/19
1.お風呂でゆっくり温まる
ケガをすると「炎症」によって患部は熱を持ちます。
風呂に入ると、熱を持っている患部にさらに熱を加えてしまうことになるので炎症がひどくなります。
お風呂に入ると一時的には楽に感じますが、ケガをしたときは軽めのシャワー程度にしておくのが安全です。
風呂以外ではカイロなどで患部を温めるのも症状を悪化させる原因になります。
2.お酒を飲む
ケガをすると患部は内出血によって腫れますが、血流が良くなることで内出血がひどくなり、腫れや痛みが強くなってしまいます。
アルコールには血流を良くする作用があるため、患部の炎症を悪化させてしまいます。
飲酒によって体は脱水を起こします。ギックリ腰や肉離れなどは筋肉の脱水症状が原因であることも多く、お酒を飲むことで脱水症状が進行して痛みがひどくなることがあります。
また、アルコールはカルシウムの吸収を妨げ、さらに余分に排泄させてしまいます。
カルシウムは骨や筋肉にとって重要であり、飲酒によって骨や筋肉の修復が遅くなります。
本来ケガの回復に使われるべきエネルギー(酵素など)が、アルコール分解のために使われるため、ケガの回復に必要なエネルギーが足りなくなってケガが治りにくくなります。
3.しっぷを貼る
シップには「はっきりとした医学的効果が認められていない」ことをご存知ですか?
多くの人が患部を冷やすためにシップを貼りますが、シップには冷却効果がありません。
欧米ではシップはほとんど使われておらず、こんなにもシップを多用する国は世界的にも日本だけのようです。
また、シップを貼ることで症状が長引く可能性も指摘されているため、あまりオススメできるものではありません。
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Born body鍼灸整骨院
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